岐阜県にも、緊急事態宣言が発出されそうな様相になってきました。みなさま、健やかにお過ごしでしょうか。
私の職場の病院でも、なかなかにピリピリムードが常態化しており、むしろこれが通常となりつつあることに、いささかの不安と、さすがに疲労感もたまっております。
はやく、歌えるようになりたい!
と願いつつ、歌を通して皆さんとつながっているんだということを、心の支えにしております。
さて、お久しぶりの更新、今回は『芬陀莉華(ふんだりけ)』です。
これも、何度も歌ったはずですが、もはや懐かしい…。
本当は、白い蓮の花の写真があればよかったのですが、まさか蓮の花の写真が手元に1枚もないという大失態で、今回は白いチューリップの写真でご容赦ください。。
さて、今回の、ワン・ポイントアドバイスは
『フレーズを意識する』
です。
「フレーズ」というのは、文章でいう所の「文節」や「句」といったところで、「メロディのまとまり」と思っていただければ良いと思います。
今回の曲のようにゆっくりな曲は、何げなく歌うと、ひらがなを並べているだけに聞こえるので、言葉のニュアンスがなかなか伝わりません。
言葉や文節など、日本語のまとまりを意識することも大切ですが、ゆっくりである曲ほど、メロディのまとまり「フレーズ」の形を意識してみてください。
特に、
①どこからどこまでが、フレーズなのか。
(はじまりと、終わり)
②このフレーズは、盛り上がっていくのか?落ち着いていくのか?
(一番高い音はどこで、一番低い音はどこか?)
この2点を、歌う前に確認して、歌いながらも少し頭の片隅においていただけると、音楽がグッとしまります。
自分自身の発する声の、進む道筋を、ちゃんと見通しているかということが大切です。
ちなみに、この曲の場合は、歌詞の覧の1行が1フレーズです。
動画でも、1フレーズずつ歌詞が出るようになっています。画面を見ながら、フレーズ感を意識して歌ってみてください。